
お家の水道水の塩素が気になるな~
そうだよね、ボクも浄水器をつけたヨ!

お家の水道水の塩素やPFAS、気になったりしませんか?
私はずっと気になっていました。
水道水の塩素のニオイもですが、体への影響についても。
そこで今回思い切って、

家の水質改善をしよう〜!
と、キッチンとお風呂の蛇口を2箇所、そしてシャワーヘッドを変えることにしたんです。
購入したのは、いずれも「塩素除去」を謳っている商品。
そして本当に塩素除去出来ているのか確認するため、取り付け後に「ウォーターチェッカー」というものを使って、それぞれ残留塩素をチェックしてみました!
- お家の水道水の塩素やPFASが気になる
- 浄水器を取り付けようか考えている
- 浄水器って本当に塩素除去できるのかな?
今回はそんなあなたの参考になれば嬉しいです。
最後の「まとめ」では、それぞれの塩素除去力がどのくらい違うのか、比較した写真をアップしているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

毎日使うお水だからこそ、真剣に考えたいところだネ
家中まるっと浄水計画をしてみた!

今回家中の蛇口に浄水器を取り付けようと考えたのですが、洗面台の蛇口など形状的に取り付けが難しいところもあり、そこは諦めました。
変えたのはこの3つの部分です。
- キッチンの蛇口
- お風呂の蛇口
- お風呂のシャワーヘッド
目的は塩素やPFASの除去。
ただ、キッチンの蛇口に取り付けた浄水器以外は、塩素除去のみ対応しています。
取り付け後の水質が実際にどう変わったのか確認するため、こちらの「ウォーターチェッカー」というものを使って、それぞれの残留塩素を調べてみました。

水にこちらの粉を溶かして調べるのですが、塩素が残っているとお水がピンク色になり、塩素が濃いほどピンク色も濃くなります。

普通の水道水と、浄水器を通した水とをそれぞれ比較してみたので、その違いをぜひご覧ください!

けっこう色の差が出たよ~!
キッチンの蛇口【Panasonic】浄水器 TK-CJ14-W

まず初めにご紹介するのは、キッチンの蛇口に取り付けた【Panasonic】の「TK-CJ14-W」という型番の浄水器です。
こちらを選んだ決め手は、
- 塩素を含む19の物質を除去してくれる
- カートリッジの交換目安が1年に1回なのでラク!
といったところです。

ほかの浄水器と比較した上で購入したのですが、物質除去の数も比較的多く、カートリッジの交換にかかる手間も少なくて済むのがいいな、と思ったんです。

ズボラ派には最適かもしれない〜!
箱を開けるとこんな感じで浄水器と付属のパーツが入っていました。

それでは、【Panasonic】の浄水器の「良かったところ」と「ちょっと残念なところ」についてレビューしていきたいと思います。

取り付けできない水栓の形状があるので注意してね!

取り付けたけど、本当に塩素除去出来てるのかな?
と、料理に使う前にしっかり確認したくて、「ウォーターチェッカー」を使って、残留塩素を調べました。
その結果がこちら!


なんてくっきりはっきり色が違うんだろう!
そんな感激とともに、浄水器の凄さを思い知らされました。
目で確認して安心できたので、それまでご飯を炊いていたお水や、お味噌汁やスープに使っていたお水をミネラルウォーターから、浄水器のお水に変えました。
それからミネラルウォーターの購入量が半分くらいになったので、そこにかけていたコストとペットボトルのゴミも半分に。

もっと早く変えていたら良かった~!
ただ「ちょっと残念」と感じたのは、浄水のお水が飛び散りやすいところです。
コップや鍋にお水を注ぐのは大丈夫なのですが、お皿洗いをしようものなら、バッシャバッシャお水が飛び散ります。
どんなに細く出してみても…。

野菜だって浄水のお水で洗いたいな
サラダなどそのまま食べるものはとくに。
水はね、そこが本当に残念です。
ちなみにこちらの浄水器はお水の出方が3パターンあって、上の雫マークが浄水モード、残りの2つがそのままの水道水モードとなっています。

初めて浄水器を付けてみて、使ってみて、思ったんです。

せっかく浄水器をつけるなら、全部浄水モードにしてほしいナ
食器も野菜も浄水したお水で洗いたいと思うのは、私だけでしょうか。
浄水のお水の出方が水ハネしなくなって、全て浄水モードになったら最高です。
でも、何より口にしたくない物質をカットしてくれているのは、本当にありがたいことです。

残念に思うところもあるけど、もっと早く変えていたら良かった~!

お風呂の蛇口【三菱ケミカル】クリンスイ バスでピュアピュア

2つ目は、お風呂の水道の蛇口の浄水器です。
パッケージにも「脱塩素バス」と書かれている、【三菱ケミカル】の「クリンスイ バスでピュアピュア」ですが、塩素除去力は今回取り付けた浄水器の中で一番でした。

箱を開けるとこんな感じ。

取り付けも思ったより簡単でした!
それでは、【三菱ケミカル】の「クリンスイ バスでピュアピュア」の「良かったところ」と「ちょっと残念なところ」についてレビューしていきたいと思います。

取り付けできない水栓の形状があるので注意してね!
水道のメーカーによっては、付属のアダプターを使う必要があるよ

こちらの浄水器、塩素除去力が目に見えていいのが分かります。


わあ!透明だ〜!
キッチンの蛇口に取り付けた、【Panasonic】の浄水器(写真左)と比べてみるとこんな感じ。

より透明なのがハッキリと分かりますよね。
しっかり塩素除去してくれているのはもちろん、お風呂のお湯がなんだかまろやかで、肌へのあたりが柔らかく感じられます。

お風呂の蛇口にも浄水器を取り付けた理由は、口にするものだけではなく、経皮吸収といって、皮膚からも物質が吸収されるからです。
長風呂したりお風呂に浸かることが多い方は、肌に触れるお水についても、一度考えてみてはいかがでしょうか。
今ではお風呂のお湯の塩素を除去出来る「塩素除去剤」なども販売されているので、そういったものを使うのもありかなと思います。
私の場合は入れるのを忘れてしまいそうなのもあって笑、蛇口に浄水器を取り付けることにしました。
カートリッジ交換が短期間なのは、ズボラな私にはすこし億劫に感じるところですが。

きれいなお水に浸かるのって、なんだか気持ちいいな~

お風呂のシャワーヘッド【日丸屋製作所】シャワーヘッド H-SH-001

3つ目はお風呂のシャワーヘッドです。
【日丸屋製作所】の「H-SH-001」という型番のもの。
こちらのシャワーヘッドの特徴は、
- 最大80%節水
- 塩素除去
となっています。
塩素除去と節水が出来るということで購入を決めたのですが、ウォーターチェッカーを使ったところ、

あれ…
という結果に。

それでは、【日丸屋製作所】のシャワーヘッドの「良かったところ」と「ちょっと残念なところ」についてレビューしていきたいと思います。

取り付けできない水栓の形状があるので注意してね!
水道のメーカーによっては、付属のアダプターを使う必要があるよ

まずは良かった点です。
以前は全開でお水を出していたのですが、こちらに変えてから全開しなくても十分な水圧があるので、その分節水できている気がします。
そして残念だったところ。
シャワーの出方は3パターンあるのですが、ひとつだけ「痛い」と感じるものがあって、それだけは合わなかったです。

一番上のお水がいちばん細かく出るモードなのですが、細かすぎてなのか肌にあたると、小さな針でちくちく刺されるような感じがして本当に痛い。
なので私は真ん中の、細めと太めのシャワーが出てくるモードで固定して使っています。
しかし取り付けてから約2週間、モード選択が出来なくなりました…。
ふと切り替えをしてみたところ、残り二つのモードに切り替えができず、真ん中の位置にボタン?が戻ってくるという状況に。
壊れたようです。
そして肝心の塩素除去についてですが、こちらもなんだか残念な結果となりました。

結構ピンクです…。
我が家の水道水の塩素が強いのでしょうか?
取り付けたばかりでちゃんと浄水されていないのかなと、数十分後にもう一度ウォーターチェッカーで測定してみたのですが、色は変わらずでした。
商品ページには、塩素除去を国産の浄水剤でチェックした写真が載っていて、それは無色に近かったのですが、一体何が違うのか理由も分からずそのまま使っています。
シャワーのモード切り替えも、取り付けから約2週間で壊れてしまったので、とりあえず節水できているならいいか〜ということにしました。
保証書も入っていましたが、捨ててしまったのと塩素除去力もイマイチな結果となったので、次は違うシャワーヘッドにしようと思っています。

節水ならいいけれど、塩素除去は正直なところ疑問が残りマス

浄水器を取り付けようと思った理由

今回私が浄水器を取り付けようと思ったのは、こういった理由からです。
- 家の水道水の塩素やPFASなどが気になる
- ミネラルウォーターの購入量を減らしたい
水道の蛇口から出てくる水の、独特のカルキ臭。

塩素ってこんなにニオイ強かったっけ?
そういった水道水に含まれる塩素やPFASなどへの懸念から、飲用や料理にはいつも2Lのミネラルウォーターを箱買いして使っていました。
でもペットボトルのゴミがたくさん出ることや、ミネラルウォーターの購入費を考えると、水道の蛇口に浄水器を付けた方が、ゴミもコストも減るのではないかな、と思ったんです。
そこで思い切って浄水器を付けてみた結果、ミネラルウォーターの購入費とペットボトルのゴミが半分くらいになったので、良かったなと思っています。

浄水器っていいものだ~
塩素とPFASってナニ?

毎日使うお水だからこそ、体にとって、安心して使えるお水の方がいいですよね。
水道水には様々な物質が含まれていたりしますが、とくに気になるこちらの2つについて、簡単にまとめてみました。
塩素
水道水の殺菌に使用されている塩素は、肌や髪へのダメージや、アトピー性皮膚炎への影響があるとも言われています。
塩素は煮沸によって除去が可能。
PFAS
PFASとは、「有機フッ素化合物」の総称で、自然界には存在せず、近年では地下水などから検出されたりと、健康面への悪影響が懸念されています。
塩素は煮沸によって除去することが可能なのに対し、こちらは煮沸しても除去が出来ません。
PFASは様々な製品に使用されており、フッ素加工のフライパン、防水スプレーなどに使われています。
まとめ

今回は塩素除去ができるという、こちらの浄水器とシャワーヘッドを3つご紹介しました。
- キッチンの蛇口【Panasonic】浄水器 TK-CJ14-W
- お風呂の蛇口【三菱ケミカル】クリンスイ バスでピュアピュア
- お風呂のシャワーヘッド【日丸屋製作所】シャワーヘッド H-SH-001
そして実際どれくらい塩素を除去出来ているのかを、ウォーターチェッカーにて測定し、比較してみました。
全部並べるとこんな感じ。

3つの中で一番塩素除去力が高かったのは上の写真右側、お風呂の蛇口に取り付けた、【三菱ケミカル】クリンスイ バスでピュアピュア。

次いでキッチンの蛇口に取り付けた、写真左から2番目の【Panasonic】浄水器 TK-CJ14-W。

そして微妙な結果となったのが、写真右から2番目の【日丸屋製作所】シャワーヘッド H-SH-001でした。

- お家の水道水の塩素やPFASが気になる
- 浄水器を取り付けようか考えている
- 浄水器って本当に塩素除去できるのかな?
そんなあなたの参考になれば嬉しいです。
ちなみに取り付けにあたっては、取り付け不可の水栓タイプもあったりするので注意してくださいね。
浄水器やシャワーヘッドは、そのまま取り付け可能な水道メーカーと、付属のアダプターの取り付けが必要なメーカーもあるので、検討されている方は購入前にしっかりとチェックしましょう。
毎日使うお水だからこそ、安心できて美味しいと思えるお水の方がきっといいですよね。
体の内側も外側も、「水」というその恩恵を受けながら、私たちは日々暮らしています。
人間の体のほとんどがお水で出来ているように、毎日口にするそのお水、毎日肌に触れるそのお水が、私たちの体をつくっています。
内側にも外側にも優しい、そんなお水に触れ、口にしていきたいですね。

カートリッジ交換はすこし面倒だけど、それ以上のメリットがたくさんだよ~
